ブログで非常に重要にるSEOとは何か、どういった対策方法があるのかについて解説していきます。
関連する項目、コアアップデートややってはいけないことも合わせてまとめています。
SEOとは
SEOとはSearch Engine Optimizationの略称で日本語訳にすると検索エンジン最適化になります。
検索エンジンとはGoogle検索やBingのことです(SafariやYahooはGoogleエンジン)
検索エンジンにブログで書いた記事を評価してもらえるように行う施策のことをいいます。
SEO対策を行うことで記事が狙ったキーワードで上位表示(1ページ目)されるため検索からの流入が増えてきます。
ブログでのSEOの重要性
ブログを行う上でSEOは重要です。
主にブログにアクセスしてくる人は検索エンジンで検索して入ってきます。
それ以外にアクセスがあるとすればPPC(広告出稿)とSNSになります。
SNSはバズらない限り大規模なアクセスは見込めませんし一時的です。
PPCはしっかりと活用しないと広告出稿分だけ赤字になっていきます。
しかし、SEOは検索したユーザーがアクセスしてくれるので費用は0円で常にアクセスを見込めます。
SEOを行う上でキーワード選定は非常に重要になりますので、しっかり行ってください。
ブログをしていてアクセスが来ない人はキーワード選定が出来ていない・タイトルとメタディスクリプションが出来ていない人が多いです。
アクセスが来ないと意味がありません。キーワード選定の仕方はこちらの記事で解説しています。
一般的なSEO対策
一般的なSEO対策は、記事内容、外部リンク・内部リンク、ドメインパワー、権威性、専門性、信頼性になります。
とくに最後の権威性、専門性、信頼性はE-A-Tといわれているものです。
記事内容はしっかりとキーワードに応じた記事内容にできているか、ユーザーの検索意図を解決できているかになります。
Googleが掲げる10の事実をしっかり理解することが重要です。
しかし、何と言ってもユーザーに分かりやすいようにいい記事をかけばOKです!
Googleが掲げる10の事実
自分がGoogleはこういうことをいいたんどろうということに変換しています。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
これはユーザーのために記事をかけば、しっかりと記事を読んでくれるということです。
2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
1つのことに特化して徹底的に詳しく伝えることが大事です。
3. 遅いより速いほうがいい。
サイトの表示速度は早ければ早いほうがいいです。
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
悪い記事と判断されれば検索順位は民意で下がりいい記事なら検索順位は上がります。
外部リンクが多いということは支持されているということです。
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
今ではスマホがあるので、スマホでも見ることがあるのでスマホにも適したサイトづくりをしましょう。
6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
詐欺まがいのことをしてアクセスや収益を集めなくてもいい記事をかけば人は集まります。
7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
世の中には情報が溢れていますが、ネット上にはないかも知れません。
ネットに書き込む1次情報は非常に重要です。
8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
すべての国の人に読まれてもいい記事を書きましょう。
9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
スーツのような仕事着がなくても楽しく真剣に仕事は可能です。
10. 「すばらしい」では足りない。
最終地点はどこにもありません。
ユーザーのためにすばらしい以上の最高の記事を改善して作っていきましょう。
内部リンク
リンクとは記事内で文字にURLを貼り付けたり、URLを貼り付けることです。
内部リンクは、自分のサイト内で行う施策で記事をリンク(繋げる)ことでクロールしやすく関連性を分かりやすくしたものです。
この記事とこの記事は同じジャンルの記事ということを分かりやすく検索エンジンに伝えます。
例えばこの記事でSEOについて紹介しています。とすれば内部リンクでつなげたといえます。
そしてリンクされた記事はSEOという単語が入っているので検索エンジンが理解してSEOについてリンク先の記事は書かれているのだなと認識することができます。
また内部リンクを繋げることでクロールしやすくなり更新された場合にもいち早く知らせることができるようになります。
他にも
- SSL化
- サイトマップの作成
- Hタグ、パンくずリストの作成
があります。
ほとんどブログのテーマで行ってくれていて、ブログの初期設定でも行うのであえて注意して対策をしなくてもOKです。
手動で行うこととしては、画像の圧縮や画像のaltタグ付けなどもあります。
外部リンク
外部リンクは、他のサイトから送られてくるリンク(被リンク)になります。
例えば出口と検索してみます。
すると一番上にはYahooのトップページが表示されます。
これはなぜなのでしょうか?
実は、成人向けサイトでは18歳以下の人はサイトから出ていってくださいという出口を設けています。
この際、出口となっているのがYahooのトップページなのです。
ということで出口という単語にYahooのリンクが貼られているサイトが多いので、出口=Yahooと検索エンジンが認識してしまうのです。
同じことが他のキーワードでも言えて、単語にリンクを貼ることでその単語に関連したURLだということを検索エンジンに認識させることができます。
対策方法としてはいい記事をかけば自動的にリンクは集まっていくはずです。
被リンクでやってはいけないこと
被リンクでやってはいけないことは色々あります。
- ドメインパワーのないサイトからの大量の被リンク
- 無料ブロクからの大量の被リンク
- 関係のないサイトからの被リンク
- 質の低いサイトからの被リンク
です。
昔はOKだった被リンク対策も今となっては逆にSEOにマイナスとなる行動もあります。
少し程度なら問題ないものもありますが、スパムリンクと呼ばれるリンクになってしまいせっかく育てたサイトが逆に評価されなくなってしまうことがあります。
相互リンクも関係のないジャンルからのリンクは効果が薄く、関連したURLからのリンクと質の高いサイトからのリンクが1つだけでも一番の評価に繋がります。
EAT
現在のSEOではEATと言われる専門性・権威性・信頼性が重要視されています。
専門性(Experties)
専門性はサイトの専門分野になります。
例えばウォーターサーバー専用のサイトを作っているのであればウォーターサーバーのブログという専門性があります。
雑記ブログ(何でもあり)の場合はグーグルに何のサイトかを判断してもらいずらく上位表示もしにくくなっています(出来ないことはない)
権威性(Authoritativeness)
権威性というのは誰がこのサイトを作ったかになります。
ウォーターサーバーのブログは専門的な自分が作っているので権威性はありません。
しかし、実際にウォーターサーバーを提供している会社のホームページはウォーターサーバーの権威性があるといえます。
権威性は、様々なリンクから検索エンジンが理解しています。
サイドバーなどに自己紹介欄を記入することで権威性を出すこともできます。
信頼性(Thustworthiness)
信頼性は、どんな情報が載っていてどれが言ってることかになります。
信頼できる情報をしっかり載せているか、専門の人が言っているかになります。
ウォーターサーバーならば実際に20年ウォーターサーバーを使っている人やウォーターサーバー会社に務めていた人がいるなら信頼性があるといえます。
サイドバーなどに自己紹介欄を記入することで信頼性を出すこともできます。
EAT対策は?
EAT対策としては、運営会社を明らかにしたり専門性のあるサイトから外部リンクをもらったりすることです。
しっかりとしたサイトを作るのは大変ですが、完成すれば大量のアクセスが来るはずです。
YMYL
YMYL(Your Money Your Life)とは「人々の将来の幸福、健康、経済的安定、安全に潜在的に影響を与えるテーマ」になります。
ブログで記事を書きそれを見た人が実際に行動したりすることで不幸になることがあったり専門性が非常に重要になるジャンルです。
YMYLのジャンルは、企業サイトを検索上位に表示するようになっているので個人サイトが挑むジャンルではありません。
ジャンルとしては健康と安全、人種、宗教、経済、ニュース、政治などになります。
すべて無理ではなくキーワードをずらすことで対応できますが、メインにするのは厳しいです。
モバイルファースト/モバイルフレンドリー
PC用の表示とモバイル用(スマホ)の表示をしっかりと行います。
有料テーマは勿論無料テーマでもモバイルフレンドリーなページを現在は作成していくれるのがほとんどです。
自分のサイト、記事がモバイルフレンドリーになっているかはgoogle search consoleで記事を入力するか専用のサイトで確認できます。
Googleのモバイルフレンドリーテストでも確認可能です。
サイトの高速化
サイトの高速化をすることでユーザーに適したサイトになりSEOに効果的です。
サイトの高速化方法は色々あります。
簡単な対策法としては、画像の圧縮や拡張子の変更、不必要なプラグインの削除などがあります。
自分のサイトのスコアと改善事項を提案してくれるGoogle PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)を活用しましょう。
キーワード選定と記事タイトル/メタディスクリプション
SEO対策としてキーワード選定をしっかり行いタイトルとメタディスクリプションにキーワードを入れていきましょう。
メタディスクリプションは検索された際にタイトル下に表示されるものです。
自分で設定することもできますし、基本的にはキーワー意図を読み取ったGoogleが表示することになります。
タイトルに関しては自動的にGoogleが変更することもあるので注意しましょう。
タイトルとメタディスクリプションにキーワードを入れることで検索結果に表示されるようになります。
ドメインパワー
ドメインパワーとはドメインに紐付けられた力になります。
ドメインパワーが強いほどSEOに効果的です。
例えば、同じ記事を作るとするとドメインパワーが強いサイトほど上位表示されやすくなります。
ドメインパワーは、被リンク・質の高い記事・更新頻度などによって成長していきます。
つまりしっかりと運用していけば自然と上がるはずです。
ドメインパワーを確認できるサイト
ドメインパワーを確認できるサイトは、めちゃくちゃあります。
なぜならドメインパワーを調査する→こんな改善方法があります→月額いくらです!という売り込みになるからです。
非常に多くのサイトが有るのですが、おすすめはMOZになります。
世界的にも大きなサイトで英語のみですが評価の方法が分かりやすく信頼できます。
URLを入力すること数値化してくれます。
強調スニペット
強調スニペットは検索した内容に合う答えを検索上位に文章で強調して表示するシステムです。
検索した内容に合う文章がサイトを開けずに見ることができ、詳細を確認するためにさらにアクセスしてくれるようになります。
GoogleDiscover(Google砲)
検索する前にユーザーが検索したことのある関連記事を表示してくれる機能になります。
別名をGoogle砲と呼ばれ一時的に大量のアクセスを集めることも可能です。
GoogleDiscoverが表示されるかはスマホのChrome設定により異なります。
コアアップデートとは?
コアアップデートとは検索エンジンのアルゴリズムがアップデートされることをいいます。
例えば昔であれば無料サイトがSEOに強かったですがコアアップデートでWordPressのようなサイトのほうがSEOに強くなりました。
また、無理やり外部リンクを貼り付けただけのリンクでも効果があったときもあります。
他には、適当な文字列でキーワードを大量に並べただけ、YMYLに関するサイトは企業系が上位表示になどがあります。
コアアップデートと呼ばれるものは年に数回あり細かいアップデートは不定期にあります。
有名なものはペンギンアップデートやパンダアップデートと呼ばれています。
ただ、調べなくてもいいので今のSEOだけ理解して実践していきましょう。
悪いSEOのことはブラックハットSEOともいわれます。